お酒に強い弱いとはどういうこと?

飲み過ぎるとどうなるの?
お酒に合わない体質があります  お酒に「強い」「弱い」とよく言いますよね。
 これにはアルコールを分解するアルデヒド脱水素酵素(ALDH)が影響しています。
 口から入ったアルコールは、胃や腸から吸収された後、アルコール脱水素酵素(ADH)により代謝されて、体にとっても有害な「アセ  
 トアルデヒド」になります。
 このアセトアルデヒドは、毛細血管を広げて皮膚を赤くしたり、動悸(どうき)や頭痛、吐き気の症状をもたらします。
 これを分解してくれるのがALDH。
 中でもALDH2はアセトアルデヒドをすばやく分解してくれる酵素です。
 しかし、日本人の中には、このALDH2が全くない人がいます。
 すなわち「まったく飲めない人」。これが約1割。
 また、その作用が弱い人が3~4割います。
 この人は実は飲めないのに無理してお酒を飲んでいる可能性があります。
 残りの5~6割はALDH2が十分に働く人です。
 お酒に強いといえますが、この人は、飲み過ぎてアルコール依存症になってしまう懸念があります。 
訓練して強くなることはない  お酒が飲める体質かどうかは遺伝なので、日々の“訓練”では変わりません。
 全然飲めない人は、少量でも急性アルコール中毒の危険性大。
 ホントは飲めない人が無理して量を増やすと、肝臓などを壊しやすくなります。
 また、“お酒に強い”人も適量ならいいですが、飲み過ぎると肝障害、糖尿病、食道がんなど重大なアルコール関連疾患につながる恐れが
 あります。
 イッキ飲みは死の危険も 大量のお酒を一気に飲むと、アルコールの分解が追いつかず、泥酔して眠り込んでしまうことがあります。
 この状態で屋外など寒い場所に放置されると、体温が下がるため体の機能が働かなくなり、呼吸が困難になったり、吐いた物をのどに詰
 まらせたりして、死に至ることもあります。
女性はアルコール疾患になりやすい  女性ホルモンがアルコールの代謝を抑えます。
 なので男性よりも少量のアルコールで、また短い間で依存症や肝障害になる危険性があります。
 妊娠中にお酒を飲むと胎盤を通じてアルコールが体内の赤ちゃんに入るので、胎児に悪影響を及ぼすことも考えられます。

アルコール・ハラスメントに(アルハラ)に注意!

アルハラとは飲酒にまつわる人権侵害のことです。
 場合によっては強要罪や過失傷害に問われることもあります。
アルハラにあたる行為 飲酒の強要
 会社の上司・同僚や、サークルの先輩、仲間などの間で、飲まないといけないような状況に追い込む
  イッキ飲み(ストーム)
 場を盛り上げるためのイッキ飲みや早飲み競争をさせる
  酔いつぶし
 酔いつぶすことを意図して飲ませる
  飲めない人への配慮を欠く
 本人の体質や意向を無視して飲酒を勧める。
 宴会の場でアルコール以外の飲み物を用意しなかったりする。
  酔った上での迷惑行為
 酔ってからむ。
 また悪ふざけ、暴言や暴力、セクハラ行為など。

☆☆☆保健管理センターではお酒に強いか弱いかわかります☆☆☆
保健管理センターではパッチテストによる判定を行ってますので気楽にお越し下さい。